*中央教育審議会、道徳の教科化を答申

*中央教育審議会、道徳の教科化を答申

記事年月 2014年10月-12月
号数 65
媒体 国内
大分類 【A-6.政治と宗教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *中央教育審議会、道徳の教科化を答申
本文テキスト  文科省の諮問機関「中央教育審議会」は10月21日、教科外活動の道徳を、検定教科書を用いて学習評価を行う教科にするよう下村博文文科相に答申した。答申は現行の道徳授業が、道徳教育の特性を生かしておらず、学校や教員による指導の差が大きいことなどを問題視。教科化による改善が必要であるとした。答申によると、学習評価については、道徳が他教科とは異なり、数値による5段階評定になじまないことから、これを「特別の教科 道徳」(仮称)と位置づけ、担任教諭が成績表に学習状況を文章で記述する。また、学習内容については、現行の学習指導要領が示す(1)自分自身に関すること、(2)他の人との関わり、(3)自然や崇高なものとの関わり、(4)集団や社会との関わり、という4つの視点に加え、インターネットの情報モラルや生命倫理といった問題も扱う。これを受け、文科省は2018年度の教科化を目指し、学習指導要領の改定案と教科書検定基準の作成に着手する(毎日・東京10/22、東京・東京10/22)。
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