*大英博物館に神像の返還を強く要求
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | ギリシャ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *大英博物館に神像の返還を強く要求 |
| 本文テキスト | 19世紀に英国人外交官がパルテノン神殿から切り取って本国に持ち帰り、大英博物館に寄贈した大理石の神像が初めて国外に貸与された。作品は「川の神イリッソス像」などで、12月6日~1月18日までロシアのエルミタージュ美術館創設250周年を記念し、展示された。しかし、神像は略奪されたものとして繰り返し返還を求めてきたギリシャ政府はこれに激怒。英国は移送により像が破損する恐れがあるとして返還を拒んできたにも関わらず、ロシアには貸与したとして、首相自ら激しい言葉で非難した。大英博物館は、神像は当時ギリシャを支配していたオスマン帝国のスルタンから正式な許可を得て持ち帰ったものとしている(読売12/8ほか)。 |