*「宗教ツーリズム」の現段階
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 10月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *「宗教ツーリズム」の現段階 |
| 本文テキスト | <宗教が観光資源化する「宗教ツーリズム」>の特集記事。例(1)京王電鉄など3社による「三沿線 真言宗智山派 大本山巡り」で、鉄道会社はリーフレット、記念スタンプ、プレゼントなどを用意。関西の南海電鉄も含め、集客を見込んでイベントも積極的に開催する。例(2)東京の浄土宗大本山増上寺は観光客に対し信仰心につながる種まきになることを期待して、2012年に案内所「参拝部」を新設した。山中弘・筑波大学教授は「宗教ツーリズムは現代の宗教を見る上で重要」とし、次のように提言する。「寺社側は観光を『不敬』といったネガティブなものではなく、現代的な聖性の表れだとポジティブに捉えるべきだ。現代人の寺社に対する漠然とした憧れや信頼に応えて積極的に聖地をマネジメントし、資源として活用することは必ずプラスになる」(29日付)。 |