*イスラエル遺跡発掘50年 月本昭男氏インタビュー
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 11月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
| 記事タイトル | *イスラエル遺跡発掘50年 月本昭男氏インタビュー |
| 本文テキスト | 日本の考古学調査団がイスラエルの遺跡発掘を開始して50年。月本昭男・立教大学名誉教授のインタビュー記事より抜粋する。「最近の(世界的)傾向の一つは、聖書の記述は無視して、考古資料だけに基づく古代イスラエル史を再構成しようとする試み」。「日本の発掘調査は考古学的には厳密に、解釈の面では聖書記述に目を配りながら」であり「そこに聖書考古学の健全な姿がある」。「創世記や出エジプト記の物語の史実性を探る研究は、今日の旧約聖書学にも考古学にもほとんどありません」「イスラエルの人々の伝承です」。「学問的真理と信仰の真理は同一ではありません。しかし、両者はどこかでつながっている。それらを無理に結びつけようとせず、いずれは一つになるとの希望を抱きつつ、信仰者としての情熱と誠実さを学問にも生かしていくことが大切」(キ15日付)。 |