*駐留米軍の縮小計画、見直しへ
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | アフガニスタン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *駐留米軍の縮小計画、見直しへ |
| 本文テキスト | 3月24日、米ホワイトハウスでの会談で、ガニ大統領と米国のオバマ大統領は、アフガニスタン駐留米軍の縮小計画を見直すことで合意した。当初、2015年末までに5500人規模にまで縮小することが計画されていたが、合意では縮小のペースを遅らせ、2015年内は現在の約9800人規模の駐留を維持することとなった。民間死傷者数の増加など、同国内に治安回復の兆しが見られないことが今回の見直しにつながった。ただ、駐留米軍の完全撤退については、オバマ大統領は、具体的な計画を2015年中に定めるとしつつも、2016年末に完全撤退を目指す従来の方針を固持した。今回の合意に対し、アフガニスタン政府との和平交渉に前向きな姿勢を示していたタリバンは、「米軍の撤収と同時に、和平も遅れるということだ」と反発を強めた(毎日3/26ほか)。 |