*総選挙で右派が勝利、右派連立政権へ
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イスラエル |
| トピック | |
| 記事タイトル | *総選挙で右派が勝利、右派連立政権へ |
| 本文テキスト | 3月17日に行われた総選挙で、右派で与党のリクードが30議席を獲得して第一党となり、ネタニヤフ政権の存続が決まった。選挙戦では経済改革を打ち出した中道左派統一会派との接戦が報じられたが、ネタニヤフ首相は再選されればパレスチナ国家樹立を認めないとの強硬姿勢を打ち出し、保守層からの支持を集めた(朝日3/19ほか)。パレスチナ和平の再開を掲げた中道左派統一会派は24議席にとどまり、リクードが極右および中道右派政党との連立協議に入ったことで、和平再開は困難との見方が広がっている。ただし、首相は選挙後、二国家共存を否定する意図はなかったとして発言を撤回している。直前にはオバマ米大統領との電話会談で、大統領が首相発言に不快感を表明し、米・イスラエル関係を見直す可能性を示唆したことが伝えられていた(読売・夕3/20ほか)。 [→『ラーク便り』65号小特集(1)参照] |