*むち打ち刑千回に国連が中止要求
記事年月 | 2015年1月-3月 |
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号数 | 66 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | サウジアラビア |
トピック | |
記事タイトル | *むち打ち刑千回に国連が中止要求 |
本文テキスト | 人権活動家のライフ・バダウィ氏(31)がサウジで千回のむち打ち刑を実施されていることについて、1月15日、国連人権高等弁務官事務所は中止を求める声明を発表した。バダウィ氏は政治や宗教について議論するために開設したブログ「自由サウジ通信」で、「ムスリムもユダヤ教徒もクリスチャンも無神論者も、みな平等」などと主張したことで2012年に逮捕され、「シャリアへの不服従」、体制からの逸脱などを理由に千回のむち打ち、禁固10年ならびに罰金100万リヤル(約3120万円)を科す判決を受けた。むち打ちは50回ずつ20週かけて執行されるとされ、集団礼拝日である金曜日に、モスク前広場で手足を縛られたバダウィ氏が15分に渡って打ち続けられたという。欧州各国やチュニジアのサウジアラビア大使館前には刑に抗議するデモが行われている(赤旗1/18)。 |