*国際刑事裁でイスラエル訴追目指す動き
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
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| 号数 | 66 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | パレスチナ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *国際刑事裁でイスラエル訴追目指す動き |
| 本文テキスト | 12月31日、パレスチナ自治政府のアッバス議長は国際刑事裁判所(ICC)設立条約に署名し、ICC加盟への申請手続きを開始した。申請は初めてではなく、2012年4月にはパレスチナが国家でないため加盟要件を満たさないとして却下されていた。その後パレスチナの地位が国連で「オブザーバー国家」に格上げされていることから、解釈が変わる可能性がある。加盟後はイスラエルによるパレスチナ占領やユダヤ人入植地の建設などを戦争犯罪として訴追したい考え(毎日1/3)。加盟申請を受けてICCは1月16日に、2014年夏にガザ地区を実効支配するハマスとイスラエルとの間で行われた戦闘などの予備捜査に着手した。捜査は戦闘を行ったハマスにも及ぶが、ハマスは捜査を受け入れる模様。ただし、ICCに加盟していないイスラエルの起訴は実質的に困難とみられる(毎日1/19ほか)。 |