*パリ行進へのアッバス議長参加に賛否
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | パレスチナ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *パリ行進へのアッバス議長参加に賛否 |
| 本文テキスト | パレスチナ自治政府のアッバス議長が、フランスでの連続テロに抗議するパリ行進に参加し、イスラエルのネタニヤフ首相と腕を組んで歩いたことに対し、パレスチナ社会では賛否が分かれた。アッバス議長が所属するファタハのメンバーらは、フランスのパレスチナ支援に対する謝意を示すものとして行進参加に理解を示している。2014年12月末、フランス議会はパレスチナの国家承認を求める決議を採択した。また、イスラエルのパレスチナ領撤退を求める国連安保理での決議案にも、フランスは賛成票を投じていた。一方、ガザを実効支配するハマスはネタニヤフ首相と腕を組んだことを問題視し、自国民に対して連帯すべきと苦言を呈した。 アッバス議長は朝日新聞の取材に答え、行進に参加した理由をテロへの反対を示すためと述べた。一方、風刺画の再掲載については遺憾の意を表明し、「ムハンマドもキリストも侮辱すべきではない」と表現の自由への制約を肯定する立場を示した(朝日1/20)。 |