*「イスラム国」の拠点化が進みテロが頻発
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | リビア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *「イスラム国」の拠点化が進みテロが頻発 |
| 本文テキスト | カダフィ政権崩壊から世俗派系とイスラム系などの武装勢力が群雄割拠するなかで、「イスラム国」などの過激派武装勢力が伸長しており、各地で拠点化を進めテロ行為を頻発させている。1月27日、首都トリポリの高級ホテルが武装集団によって襲撃され外国人客などを含む8人が死亡(毎日1/28)。2月3日、中部砂漠地帯のマブルク油田が襲撃され、外国人を含む13人が死亡(毎日2/6)。12日、中部シルトの国営ラジオ局が武装勢力に占拠され、コーランや「イスラム国」指導者の演説を放送(朝日2/15)。20日、東部クバでガソリンスタンドを含む3ヶ所が爆発、40人以上が死亡(朝日2/21)。3月6日、南部ガニ油田が「イスラム国」系組織に襲撃され外国人9人が拉致された(毎日3/10)。このような状況を収束させるため、暫定政府はカダフィ政権時代に軍将校を務めたハフタル氏を国軍最高司令官に任命、事態の早期収拾を図っている(赤旗3/11)。 |