*仏風刺画への反応「私はシャルリではない」

*仏風刺画への反応「私はシャルリではない」

記事年月 2015年1月-3月
号数 66
媒体 国外
大分類 【B-8. 北米・中南米】
国名 アメリカ
トピック
記事タイトル *仏風刺画への反応「私はシャルリではない」
本文テキスト  米国では、仏紙『シャルリ・エブド』社襲撃事件に対する反応は抑制的な傾向が強い。オバマ大統領は11日にパリで行われた反テロ行進に自身はおろか、政府要人も参加させなかった(日経1/14ほか)。また、同紙の風刺画に対しても、AP通信やCNNなど米主要メディアは転載を控えている。『ニューヨーク・タイムズ』紙は8日に「私はシャルリ・エブドではない」という論説を掲載し、「われわれのほとんどは、同紙が得意としていた意図的に他者の感情を害する類のユーモアは使っていない」と述べている。表現の自由のために風刺画を載せるべきとする批判に対してディーン・バケット編集主幹は、これは多くの意見を聞いた上での判断だとし、「侮辱と風刺の間には境界があり、これらの多くは侮辱だ」と語っている(朝日1/14ほか)。一方『ワシントン・ポスト』紙やニュースサイトの「ハフィントン・ポスト」など、風刺画掲載を行うメディアもみられる(東京1/14ほか)。
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