*政教関係正す会研究会 目的効果基準の今
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 2月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 神社新報 |
| 記事タイトル | *政教関係正す会研究会 目的効果基準の今 |
| 本文テキスト | 政教関係を正す会の研究会が神社本庁で開催され、佐藤圭一・国士舘大学教授の「アメリカにおける国家統合と市民宗教の役割」、田近肇・岡山大学大学院教授の「政教分離裁判に関する最近の判例の動向」が発表された。田近氏は津地鎮祭訴訟と砂川空知太神社訴訟の最高裁判決を比較し、目的効果基準が踏襲されているかを検証し、次のように説明した。「『わが国の社会的、文化的諸条件から合憲・違憲を判断する』という枠組み自体は変更されていないものの、『ある行為が枠組みを超えるか否か判断する際、目的効果基準が必ずしも用いられるわけではない』というのが現状であろう」(2日付)。 |