*久能山・日光東照宮で家康没後400年大祭
| 記事年月 | 2015年4月-6月 |
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| 号数 | 67 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-1.神道】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *久能山・日光東照宮で家康没後400年大祭 |
| 本文テキスト | 徳川家康の没後400年にあわせ、久能山東照宮(静岡市)は4月15日から5日間連続で「御鎮座四百年大祭」を執り行った。久能山東照宮では毎年家康の命日である4月17日に御例祭を行っているが、2015年は50年に一度の節目であるため、16日に平和祭、17日には天皇陛下からの幣物(へいもつ)を供える奉幣(ほうべい)祭なども行うこととなった。中心となる17日の御例祭では徳川宗家18代当主の徳川恒孝(つねなり)氏が司祭を務め、尾張徳川家22代当主の徳川義崇氏、水戸徳川家15代当主の徳川斉正氏らも参列。50年ぶりに徳川家一門が一堂に会した(静岡・静岡4/14、同・夕4/15、同・夕4/17、産経・東京4/18ほか)。 日光東照宮(栃木県日光市)でも5月17日から19日にかけて、「四百年式年大祭」が行われた。17日の例大祭には徳川恒孝氏らが参列。天皇家からの幣帛(へいはく)料が奉献された。18日には家康を久能山から日光へ改葬したときの様子を再現した神輿渡御祭(しんよとぎょさい)と百物揃(ひゃくものぞろい)千人武者行列が行われ、19日には奉祝大祭が行われた(産経・東京5/18、毎日・東京5/18、朝日・東京5/19、下野・宇都宮5/25ほか)。 また5月19日には広島市の中央公園で落葉高木「フウの木」の苗木を植える式典が行われた。苗木は日光東照宮が「平和の木」として育て、広島市に贈ったもの。広島市側も原爆投下で被爆しながら生き残った「被爆アオギリ」の2世の苗木を東照宮に贈っている。この交換は2015年が家康没後400年と原爆投下70年にあたることを踏まえ、「家康が築いた平和と広島市の平和の思いを交換したい」と東照宮が提案し、実現した(東京・東京・夕5/19、下野・宇都宮5/20)。 |