*三社祭のドローン撮影予告で少年を逮捕
| 記事年月 | 2015年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 67 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-1.神道】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *三社祭のドローン撮影予告で少年を逮捕 |
| 本文テキスト | 5月21日、警視庁少年事件課は神奈川県横浜市の15歳少年を威力業務妨害の疑いで逮捕した。少年は「配信業」を自称し、兵庫県姫路市の姫路城や京都市下京区の東本願寺などをドローン(小型無人飛行機)で撮影。動画共有サイトに多数投稿していたが、5月9日に長野市・善光寺の法要行列にドローンを墜落させるなど、たびたび問題を起こしていた。少年は14日から15日にかけ、動画共有サイトで東京都台東区の浅草神社で行われる三社祭の撮影を予告。それを受けて浅草神社奉斎会はドローン禁止の張り紙を作成し、警備を強化。少年は実際にはドローンを飛ばさなかったが、奉斎会は19日に業務妨害の被害届を浅草署へ提出していた。警視庁はドローンを規制する法律がないなかで、威力業務妨害容疑の適用による逮捕へ踏み切った(東京・東京5/21、朝日・東京5/22、産経・東京5/22ほか)。 善光寺での落下事件などを受け、各地の祭でもドローンを規制する動きがみられた。5月15日に京都市で行われた葵祭で、下鴨神社は境内でのドローンの使用を禁止。上賀茂神社は事前許可制にした(京都・京都5/14、読売・東京・夕5/15)。6月8日には京都市東山区の八坂神社も、7月の祇園祭でドローンなどの無許可使用を禁止する旨を発表した(京都・京都6/8)。2016年に長野県諏訪市で行われる諏訪大社御柱祭でも、ドローンの規制を検討する方針であることが6月24日に明らかになった(信濃毎日・長野6/25、長野日報・諏訪6/25)。このほか、8月に青森市で行われる青森ねぶた祭や、秋田市の竿燈まつりをはじめとする東北六魂祭でも、ドローン禁止の方針が明らかにされている(毎日・東京5/15、日経・東京・夕6/19、山形・山形6/19)。 |