*多文化の歴史刻む街並み保存運動
| 記事年月 | 2015年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 67 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | ミャンマー |
| トピック | |
| 記事タイトル | *多文化の歴史刻む街並み保存運動 |
| 本文テキスト | 都市再開発が進む最大都市ヤンゴンで、英植民地期(19~20世紀初頭)の近代建築を保存する活動が行われている。英領インドと東南アジアの中間地点として栄え、コスモポリスだったヤンゴンには、アルメニア人教会、インド系イスラム教徒のモスク、ヒンドゥー寺院、パゴダ(仏塔)といった宗教建築に加え、ユダヤ系商人が建てたイタリア風建築や植民地政庁の公共施設など、多様な文化・宗教の影響を受けた街並みが残る。運動の旗振り役となっているのは、歴史家や建築家らにより2012年に設立されたNPOの「ヤンゴン・ヘリテージ・トラスト(YHT)」。YHTは、特定の建物だけでなく、英領期の住宅や商店を含めて街全体の景観を維持する取り組みを行っているという(日経4/25)。 |