*武装勢力掃討で死者22人
| 記事年月 | 2015年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 67 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
| 国名 | マケドニア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *武装勢力掃討で死者22人 |
| 本文テキスト | 北部クマノボで5月9日未明、治安当局がアルバニア系武装勢力を摘発しようとしたところ銃撃戦となり、警官、武装勢力あわせて50人以上が死傷した。政府は11日、拘束した武装勢力30人のうち18人が隣国コソボ国籍のアルバニア人、11人がマケドニアのアルバニア系住民であったと発表した。同国は人口の25%がアルバニア系(主にイスラム教徒)で、自らの居住地域とアルバニアやコソボとの統合を唱える「大アルバニア主義」が強まっているとの報道も見られる。しかし、2001年の和平合意以降はアルバニア系政党が政権入りし、目立った衝突はなかったことから、スキャンダルで政治的危機にある現政権が、批判の矛先を逸らすために「テロリスト掃討作戦」を行ったとの分析もある(朝日5/13ほか)。 |