*靖国春季例大祭への首相の真榊奉納などへの反発

*靖国春季例大祭への首相の真榊奉納などへの反発

記事年月 2015年4月-6月
号数 67
媒体 国内
大分類 【A-6.政治と宗教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *靖国春季例大祭への首相の真榊奉納などへの反発
本文テキスト  4月21日から23日にかけて行われた靖国神社の春季例大祭において、安倍晋三首相が「内閣総理大臣 安倍晋三」名で真榊を奉納した。参拝をせず真榊料5万円は私費で納めた形。22日に行われる日中首脳会談や29日の米議会演説を控えて、配慮を示した(読売・東京・夕4/21ほか)。22日午前には超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」メンバー106人が参拝。自民・民主・維新・次世代の4党の党員が参加した(読売・東京・夕4/22ほか)。23日には高市早苗・山谷えり子・有村治子氏ら三閣僚が参拝。 こうした閣僚の参拝について、菅義偉官房長官は23日の記者会見で閣僚の靖国参拝が日中関係に与える影響を「あくまで私人として参拝しており、全くない」と強調。一方で、中国外務省の洪磊副報道局長は同日の記者会見で「歴史に対する誤った態度を示したもので、断固反対する」と強く批判した。また、国内でも民主党の高木義明国会対策委員長が「(22日の日中首脳会談の直後に)閣僚がこういうことをするのは、いかがなものかと思う」と批判している(読売・東京4/24、赤旗4/24)。
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