*抑留死者の名簿、新たに1万人分を公開

*抑留死者の名簿、新たに1万人分を公開

記事年月 2015年4月-6月
号数 67
媒体 国内
大分類 【A-6.政治と宗教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *抑留死者の名簿、新たに1万人分を公開
本文テキスト  厚生労働省は4月30日、第2次大戦後に抑留されて死亡した日本人の新たな名簿を公開した。公開されたのは延べ1万732人分。このうち、2130人は北朝鮮や中国、樺太(現ロシア・サハリン)などで亡くなっている。シベリア地域(モンゴルを含む)以外の抑留死亡者の名簿が公開されるのはこれが初めて。1991年より日本はロシアなどから抑留死亡者の資料提供を受けており、これまでにシベリア地域については約4万2千人分の名簿が公開されていた。しかし、それ以外の地域は後回しにされ、資料の存在すら不明のままだった。今回公開された資料によって、抑留の実態解明の進展が期待されている(朝日・東京5/1、読売・東京5/1ほか)。
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