*カンヌ映画祭で黒沢清監督が受賞
| 記事年月 | 2015年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 67 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | フランス |
| トピック | |
| 記事タイトル | *カンヌ映画祭で黒沢清監督が受賞 |
| 本文テキスト | 5月13~24日に開催されたカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で、黒沢清監督が監督賞を受賞した。受賞作「岸辺の旅」は、死んだ夫が生前と同じ姿で妻の前に現れ、生前世話になった人を訪ねて夫婦で旅する物語。「死は日常の中にある」というテーマを表現し、その普遍性が評価された(毎日5/26ほか)。最高賞パルムドールに輝いた「ディーパン」(オディアール監督・仏)はスリランカの宗教対立や欧州の移民問題がテーマ。次席のグランプリに選ばれた「サウルの息子」(ネメシュ監督・ハンガリー)は、アウシュヴィッツ収容所で息子の遺体をユダヤ教の教義に則って埋葬しようとする父親の執念を描く(日経・夕5/26)。 |