*全国有名寺社に油をまいた男に逮捕状

*全国有名寺社に油をまいた男に逮捕状

記事年月 2015年4月-6月
号数 67
媒体 国内
大分類 【A-8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック
記事タイトル *全国有名寺社に油をまいた男に逮捕状
本文テキスト  奈良県明日香村の岡寺で3月28日、国重要文化財の仁王門などで油をまかれた跡が発見された。同日には、同県桜井市の長谷寺でも国宝の本堂などで同様の被害が確認された(朝日・東京4/5、奈良・奈良4/5)。その後、建物や仏像などに油をまかれる被害が四国から東北にかけて次々と報告され、5月29日までに16都府県48ヶ所に達した。そのなかには国宝の東寺御影堂(京都市南区)や東大寺南大門(奈良市)、国重文の香取神宮楼門(千葉県香取市)や鹿島神宮拝殿(茨城県鹿嶋市)なども含まれ、寺社らは監視を強化するなど、対応に追われた(京都・京都・夕4/9、朝日・東京4/10、日経・東京4/11、日経・夕・6/1ほか)。 千葉県警は6月1日までに、3月下旬に香取神宮の建造物に液体をかけた疑いで、米国ニューヨーク在住で日本国籍の医師の男に対し逮捕状を取った。油をまかれた寺社周辺の複数の防犯カメラに、この医師と似た男が映っており、一連の事件との関連を調べている。男は未伝道地域への宣教を目標に掲げる韓国のキリスト教会「インターコープ」で理事を務めた後、2013年に自分を創始者とする宗教団体を創設。2012年や2013年に信者の前で、寺社や城などを呪われた場所として「油を注いで清めた」と話す動画をインターネット上で公開していた(京都・京都・夕6/1、東京・東京・夕6/1、FLASH6/23号ほか)。
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