*セミナー多様化する「家族」と宗教

*セミナー多様化する「家族」と宗教

記事年月 2015年4月-6月
号数 67
媒体 専門紙
大分類 6月
国名 日本
トピック 神社新報
記事タイトル *セミナー多様化する「家族」と宗教
本文テキスト  日本宗教連盟(日宗連)は6月5日に東京のセレニティホールで宗教文化セミナー「多様化する『家族』のあり方に向き合う」を開いた。日宗連理事の石井研士・国学院大学教授は多様化した家族、神棚と仏壇の保有率の減少を指摘し「幅広く日本人の宗教的な情操を作り上げてきたものが家の中から消え、非宗教化している」と講演。パネルディスカッションは「宗教は『家族』と『地域社会』を再生できるか」と題し、限界集落での金光教教会の活動、都心における家族墓需要の減少と一人用永代供養墓の需要の増加、立正佼成会の過疎地域を含む道場での宗教的大家族の形成について発表が行われた(15日付。仏教タイムス25日付、新宗教新聞、中外日報10日付に同類記事)。なお神社新報は15日付の「論説」で同セミナーにふれながら、「神社界が理想とする家族のあり方、護るべき伝統文化、その本質的な部分とは何なのか、現実を見据えた対応を急がねばならない」と論じている。
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