*各地で戦後70年行事
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 68 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 韓国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *各地で戦後70年行事 |
| 本文テキスト | 8月15日、日本植民地支配からの解放70年を祝う「光復節」を迎え、ソウル中心部では大規模な祝賀行事が行われた。光化門前で開かれた記念式典には朴槿恵大統領や国会議員らが多数出席し、歩行者天国となった会場前の大通りには太極旗を持った市民が詰めかけ、伝統音楽の公演などを楽しんだ(日経8/16)。一方、日本大使館前では旧日本軍の従軍慰安婦問題などで日本に抗議する市民や団体が集まり、安倍政権に対する批判の声を上げた(毎日8/16)。 8月6日にはソウル市内の大韓赤十字奉仕館で「韓国人原爆被爆者犠牲70周年追悼式」(韓国被爆者協会主催。太陽会、韓国保険福祉部、大韓赤十字社後援)が開催された。奉仕団体「太陽会」(本部=ソウル市)は韓国人被爆者(2,700人余り、平均年齢80.5歳、(社)韓国被爆者協会の登録人数)の現状を知り、26年前から毎年8月に慰霊祭を開くなど奉仕活動を続けている(仏教タイムス8/20)。太陽会は、高橋公純氏が韓国人の原爆被害者への支援のために1989年に創立した奉仕団体。高橋氏は同会の理事長を務め、終戦70年を迎えた8月には韓国で初めての被爆者慰霊碑を建立し、原爆について知ってもらうためにソウルに原爆展示館を開館した。 |