*新憲法公布で世俗国家規定
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
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| 号数 | 68 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | ネパール |
| トピック | |
| 記事タイトル | *新憲法公布で世俗国家規定 |
| 本文テキスト | ネパールのヤダブ大統領は9月20日、新憲法を公布し、約7年間の「憲法不在」状態を解消した。新憲法では、ネパールを7州から構成される連邦共和制とするとともに、国民の8割を占めるヒンドゥー教に基づくヒンドゥー教国ではなく、世俗国家と規定した。また新憲法には、同性愛者や性的マイノリティへの差別禁止条項も盛り込まれた。ヤダブ大統領は公布に際し、「民族、言語、宗教の多様性が保障された」ことを強調。同国では2006年の内戦終了後、2008年から制憲議会で憲法制定作業が進められていたが、政党間の対立で作業が難航し、当初の制定期限である2010年が何度も延長されてきた(日経9/21ほか)。 |