*サヌア旧市街が危機遺産登録
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
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| 号数 | 68 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イエメン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *サヌア旧市街が危機遺産登録 |
| 本文テキスト | 7月1日、ドイツのボンで開かれたユネスコ世界遺産委員会にて、「危機に瀕している世界遺産(危機遺産)」として、イエメンの首都サヌア旧市街と、同国東部の「シバームの旧城塞都市」を登録することが決まった。サヌアの旧市街は、石や日干しレンガでできた7~8階建の建築群で、「世界最古の摩天楼」と呼ばれる。シバームの旧城塞都市も、16世紀以降に建てられた高層建築群(読売・夕7/3)。危機遺産は紛争や自然災害により重大な危険に直面している世界遺産を登録し、保全のために国際協力や財政支援を促すもの。2013年に内戦下シリアのパルミラ遺跡や古都アレッポなど4ヶ所が登録されている。7月の委員会では、イラクのハトラ遺跡も危機遺産に加えられることになった(東京・夕7/2ほか)。 |