*ヒト種の新種、死者を埋葬していた
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 68 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-5. アフリカ】 |
| 国名 | 南アフリカ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *ヒト種の新種、死者を埋葬していた |
| 本文テキスト | ウィットウォーターズランド大学などの研究グループは9月10日、科学誌『イーライフ』にて、ヨハネスブルク近郊の洞窟から現生人類を含むホモ属の新種の化石15体分を発見したと発表した。化石の年代は不明だが、この新種は原始的な猿人であるアウストラロピテクスとほぼ同容量の脳と、人類に類似した骨格の手足を有しており、「ホモ・ナレディ」と名付けられた。洞窟の奥深くの同じ場所から多数の骨が見つかったため、同種は死者を埋葬する習慣があったと推測されている。死者の埋葬はこれまで現生人類固有のものとされてきたが、今回の発見はこの説の再検討を促すものとなる(SANKEI EXPRESS9/12ほか)。 |