*マリア像、市側が一転受け取り拒否

*マリア像、市側が一転受け取り拒否

記事年月 2015年7月-9月
号数 68
媒体 国内
大分類 【A-6.政治と宗教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *マリア像、市側が一転受け取り拒否
本文テキスト  長崎県南島原市が彫刻家から無償提供を受ける予定となっていた木彫のマリア像について、「政教分離の原則に抵触するとの市民の声がある」として、市側が受け取りを拒否していたことが、8月23日、明らかになった。市側は、展示にかかる費用を2015年度予算に計上したところ、地元の宗教家や市民から「一つの宗教に公金を投ずるのは憲法違反」という意見が相次いだとしている。作者の彫刻家は寄贈予定だった市立「有馬キリシタン遺産記念館」の展示にはロザリオなどキリスト教関連の物がたくさんあることを指摘し、「寄贈しても像を宗教行事に使うわけではなく、原則に反しない。ナンセンスだ」としている(西日本・福岡8/24、朝日・長崎9/4)。
[→『ラーク便り』67号31~32頁参照
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