*虐殺20年周年式典でセルビア首相に暴行
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 68 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
| 国名 | ボスニア・ヘルツェゴビナ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *虐殺20年周年式典でセルビア首相に暴行 |
| 本文テキスト | 1992~1995年の内戦の際、7千人のボシュニャク人(イスラム教系)がセルビア人武装勢力に殺害されたスレブレニツァの虐殺から20年を迎えた7月11日、現地で追悼式典が開催された。当時、和平を仲介した米国のクリントン元大統領も参列し、式辞においてセルビアのブチッチ首相が出席したことを賞賛した。しかし、事件をジェノサイド(大虐殺)と認めないセルビア側への現地イスラム教徒の怒りは根深く、一部が暴徒化。ブチッチ首相への罵声のみならず、投石で同首相のメガネが割れる騒ぎとなった(日経7/12ほか)。また、7月8日には英国が国連安全保障理事会に虐殺を非難する決議案を提出したが、セルビアと親密な関係にあるロシアが拒否権を発動し、否決された(朝日・夕7/9ほか)。 |