*宗教法人の将来像を講じる野村証券に批判

*宗教法人の将来像を講じる野村証券に批判

記事年月 2015年7月-9月
号数 68
媒体 専門紙
大分類 7月
国名 日本
トピック 仏教タイムス
記事タイトル *宗教法人の将来像を講じる野村証券に批判
本文テキスト  高野山真言宗は2007年に野村証券から購入した資産運用巨額損失問題で、損害回復のために金融ADR(裁判外の紛争解決手段)による交渉を行っていたが、7月17日に決裂した。同証券が販売したハイリスク債券による損失は資産額4億5千万円のうち、4億391万3934円に上った。なお野村証券は近年、全日本仏教会(全日仏)などを対象に寺院のあり方を考えるセミナーを実施するなど、宗教法人の将来像を講じる活動を展開している。しかし、「全日仏のセミナーでは宗教法人の味方のようなことを言っておいて」「巨額損失が出たら知らんぷりを決めこんでいる」との批判が噴出した。なお全日仏の機関紙には野村証券の広告が掲載されている(23日・30日合併号)。
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