*戦争体験、次世代への伝言として
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 68 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 7月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *戦争体験、次世代への伝言として |
| 本文テキスト | <日本を再び戦争のできる国にする恐れがある>新しい安保体制が構築されようとしているなか、「次世代への伝言」のタイトルで宗教界の長老的人物9人が戦争体験を非戦、反戦の立場から語るシリーズ。ごく一部を紹介する。日蓮宗元宗務総長の伊藤通明氏(91歳)は戦前の軍国教育を「人を殺すことを何とも思わないように洗脳されていた」と語り、友人らが戦地で自分たちが何をしたのかを語らないのは「人を殺したことが生涯負い目になっている」と忖度する(17日付)。曹洞宗長福寺東堂の吉村武雄氏(94歳)は中国で捕虜となった。「草という草を食べた。戦争ほどみじめなものはない」。収容所を脱走しようとして監視兵に銃殺された死体が、朝起きると幾つも転がっていたという(31日付。ほかに1日付、3日付、8日付、10日付、15日付、22日付、24日付)。 |