*安保関連法案、宗教界からの抗議続く

*安保関連法案、宗教界からの抗議続く

記事年月 2015年7月-9月
号数 68
媒体 専門紙
大分類 8月
国名 日本
トピック 仏教タイムス
記事タイトル *安保関連法案、宗教界からの抗議続く
本文テキスト  安保関連法案の国会での審議が進むなか、宗教界からの抗議の動きも続いた。 大本は8月7日の瑞生大祭のなかで、安保関連法案に「戦後70年間守られてきた平和な国のあり方が脅かされ、誤った方向へ進む危険性がある」との警鐘を含む「第二次世界大戦終結70年 平和アピール」を発表した(20日付。中外日報19日付に同類記事)。 孝道教団は15日、「『安全保障関連法案』に関する声明」を発表し、法案の撤回・廃案を求めた(20日付。中外日報28日付に同類記事)。 天理教有志の「天理教平和の会」も同日、「『戦争法案』の廃案を求める声明」を出した(20日付)。 19日、沖縄県の宗教者約330人の賛同により、「沖縄の宗教者による安全保障関連法案(戦争法案)に反対する声明」が発表された(27日付。中外日報26日付に同類記事)。 また、花園大学・愛知学院大学・大阪大谷大学・仏教大学・日本福祉大学・龍谷大学などの仏教系大学においても有志による声明が相次いだ(27日付)。 24日、「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」が永田町の星陵会館(東京都千代田区)で行われ、約350人が参集した。「兵戈(ひょうが)無用」「殺さない 殺させない」をスローガンに、一橋大学の渡辺治名誉教授の講演や、天台宗僧侶で作家の瀬戸内寂聴氏、創価学会員の天野達志氏からのメッセージの読み上げなどがなされた。その後、国会前で抗議の祈念行動を行い、500人超が参加した(27日付。中外日報28日付に同類記事)。
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