*神社の墓地経営が増加
| 記事年月 | 2015年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 69 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-1.神道】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *神社の墓地経営が増加 |
| 本文テキスト | 近年、霊園や納骨施設の運営に乗り出す神社が全国的に増えているという。その背景には、少子高齢化や宗教離れといった問題に直面するなかで、安定した収入を確保するという目的がある。神道では基本的に墓地を境内に造らないが、たとえば日光東照宮(栃木県日光市)は2009年にゴルフ場跡地を購入。約5億5千万円をかけた第1期工事で約3万2千平方メートルを墓地に整備し、2014年4月から600区画の販売を開始。今後、計5千区画の販売を予定している。 神社の墓地に詳しい住吉神社(東京都中央区)の神職、柴田良一氏の調査によれば、20年ほど前から墓や納骨施設を造る神社が増加。首都圏や九州を中心に全国で約50社あるという。「一定の収入を見込めるうえ、何世代にも及ぶ縁ができるなどのメリットがある」と同氏は語る(朝日・東京11/2)。 |