*EUの「入植地産」表示に抗議
| 記事年月 | 2015年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 69 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イスラエル |
| トピック | |
| 記事タイトル | *EUの「入植地産」表示に抗議 |
| 本文テキスト | 11月11日、欧州連合(EU)がパレスチナ自治区内のユダヤ人入植地で生産された産品について、生産地表示を「イスラエル製」から「入植地産」に切り替える方針を発表した(赤旗11/13)。EUは2012年に入植地産表示の導入を提案していたが、イスラエル政府は反対キャンペーンを続けていた。導入を受け、訪米中だったネタニヤフ首相は非難声明を動画で発表し、EUは世界各地の紛争地の中からイスラエルだけを取り上げている、「ユダヤ国家の産物にEUがラベル表示を付けるのは、暗い過去の記憶を呼び覚ます」などと述べた。首相は以前から、入植地産表示は、ユダヤ人の生産物にラベルを貼ったナチス時代の政策と同じだと批判していた。また、表示方針への対抗策として、11月29日、パレスチナ問題に関するEUとの協議を一時停止するよう外務省に通達が出された(赤旗12/1ほか)。 |