*同胞団の結束恐れ金曜講話を全国統一
| 記事年月 | 2015年10月-12月 |
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| 号数 | 69 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | エジプト |
| トピック | |
| 記事タイトル | *同胞団の結束恐れ金曜講話を全国統一 |
| 本文テキスト | 2013年7月の政変により、ムスリム同胞団を支持母体とするモルシ政権が倒れ、エジプト軍によってシシ政権が誕生したが、同胞団がモスクを拠点とし金曜礼拝で支持を集めていったことから、国は反政権運動を警戒し宗教活動への介入を強めている。2014年1月、宗教財産相は「金曜講話の内容を全国で統一する」という通知を発表。これ以降省のウェブサイトで講話の主題や骨子が掲示されるようになった。同省によれば、講話の内容は、スンニ派の最高権威機関アズハルの高位法学者や省幹部が決めるだけでなく、ウェブアンケートの結果も考慮し決めるという。だが提示される内容は「愛国」や「国家の意義」といった政府よりのテーマが多いという批判もある(毎日10/17)。 |