*パリ事件に呼応し過激派がテロ
| 記事年月 | 2015年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 69 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-5. アフリカ】 |
| 国名 | マリ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *パリ事件に呼応し過激派がテロ |
| 本文テキスト | 首都バマコで11月20日、武装グループがホテルを襲撃し約170人を人質に立てこもった。軍治安部隊がホテルに突入し生存者を救出したが、少なくとも21人が死亡した。武装グループはアラビア語で「神は偉大なり」と叫び、イスラム教の聖典を暗唱できた人質は解放していたという。英BBCテレビによると、事件前にマリのイスラム過激派の指導者が「フランスの権益になっているものを標的にしろ」と呼びかけており、パリで起きたテロ事件に触発された可能性がある(毎日11/21ほか)。事件直後にはアルカイダ系過激派組織「アルムラビトゥン」が犯行声明を出し、「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」との共同作戦だとしたが、22日になってマリの過激派組織「マシナ解放戦線(FLM)」が犯行を主張し、マリ北部のトゥアレグ人主体の組織「アンサル・ディーン」との連携を表明しており、過激派が乱立する国内状況が見てとれる(毎日11/25)。 |