*アレフに対する公安庁調査、一部違法認定
記事年月 | 2015年10月-12月 |
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号数 | 69 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-5.新宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪) |
記事タイトル | *アレフに対する公安庁調査、一部違法認定 |
本文テキスト | 公安調査庁の調査によって、精神的苦痛を受けたなどとして「アレフ」の信者5人が国に600万円の損害賠償を求めた訴訟で、11月19日、大津地裁は訴えの一部を認め、国に3万円の支払いを命じた。判決によると、信者らは2012年11月、護摩法要のため福岡県糸島市のキャンプ場を訪問した際、複数の調査官がその様子を撮影した。その際、信者は身分証の提示を求めたが、調査員の1人がそれに応じなかったため、身分を示す証票の提示義務を定めた団体規制法の規定に違反すると主張していた。国側はインターネットなどで証票が公表される恐れがあったと反論していたが、判決は国側が主張した危険性を認めなかった。公安調査庁によれば、オウム真理教やアレフに対する調査が違法とされた判決は全国で初であるという(毎日・東京11/20、京都・滋賀11/20ほか)。 |