*テロ厳罰化、死刑執行の再開も視野に

*テロ厳罰化、死刑執行の再開も視野に

記事年月 2015年10月-12月
号数 69
媒体 国外
大分類 【B-6. 東ヨーロッパ】
国名 ロシア
トピック
記事タイトル *テロ厳罰化、死刑執行の再開も視野に
本文テキスト  エジプトでのロシア旅客機爆破テロとパリ同時多発テロを受けて11月20日、上下両院が合同会議を開催し、テロ関連行為の厳罰化や国境管理の強化、国際協力の拡大を含む対テロ決議を採択した。会議には宗教界などからも代表が出席し、決議を「国民の総意」とする体裁が整えられた。なお、9月末にプーチン大統領がシリア空爆に踏み切った際には、ロシア正教会最高指導者のキリル総主教が「責任ある決断をした」と述べたのが国営テレビで放送された(毎日11/21ほか)。会議ではミロノフ前上院議長が、テロ犯を対象にした死刑執行の再開を提案した。ロシアは死刑制度を維持しているが、1996年以降は執行が凍結されている(赤旗11/22)。
[→エジプト参照
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る