*糖尿病男児死亡で自称祈祷師を逮捕

*糖尿病男児死亡で自称祈祷師を逮捕

記事年月 2015年10月-12月
号数 69
媒体 国内
大分類 【A-8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック
記事タイトル *糖尿病男児死亡で自称祈祷師を逮捕
本文テキスト  1型糖尿病を患う小学2年の男児へのインスリン投与を中断、放置し死亡させたとして11月26日、栃木県下野市に住む自称祈祷師の男が殺人の疑いで逮捕された。男は自らを「龍神」と語り、「心霊治療」のうたい文句で「あらゆる病気を治す」と自称していた。男は、2014年12月に男児の母親から相談を受け、以来「腹のなかに死神がいる。インスリンでは治らない」などと語り、男児へのインスリン投与の中止を指示していた。男児は、2015年4月27日に搬送先の病院で亡くなった。男は「殺意はなかった」と容疑を否認している。また、栃木県警は保護責任者遺棄致死の疑いで男児の両親からも任意で事情を聴いている。両親は「子供がインスリン注射を嫌がるのがかわいそうだった」などと話しているという。容疑者の男は男児の母親から報酬として計200万円以上を受け取っており、県警は詐欺罪に当たるかも検討するとみられる(下野・宇都宮11/27、11/28、毎日・栃木11/27)。
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