*無形文化遺産 魅力の発信と外からの力
記事年月 | 2015年10月-12月 |
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号数 | 69 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 12月 |
国名 | 日本 |
トピック | 神社新報 |
記事タイトル | *無形文化遺産 魅力の発信と外からの力 |
本文テキスト | 東京文化財研究所は12月4日に同研究所で「ひらかれる無形文化遺産―魅力の発信と外からの力―」を主題に10回目の研究協議会を開いた。発表は「壬生の花田植がユネスコ無形文化遺産になるまで―地域住民による保護と継承活動に着目して」。同花田植は広島県北広島町の行事で、地域おこしの一環として継承してきた側面があり、研究者から「伝統的でない」という評価を受けることもある。これに対し地元の発表者は次のように語った。「住民が地域経済など地元の未来について真剣に考えてきた姿勢を抜きに壬生の花田植は語れない」「文化財保護を行政でなく地域住民主体で担っていることに特徴がある」「芸能の価値を自ら決める」。その上で必要に応じて外部の力を柔軟に取り入れているという(14日付)。 |