*フィリピンの慰霊碑、多くが消失の危機
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *フィリピンの慰霊碑、多くが消失の危機 |
本文テキスト | 太平洋戦争中に約50万人の日本人の死者が出たフィリピンで、元軍人らが建てた慰霊碑の多くが消失の危機に直面していると1月13日に報じられた。フィリピンでは、対日感情が和らいだ1970年代以降、旧日本軍の元軍人や遺族が各島を訪れ、部隊や遺族会ごとに慰霊碑を建てていった。千葉県銚子市のNGO「フィリピン戦没者慰霊碑保存協会」の調査によれば、フィリピン全土にはこうした慰霊碑が合計で408基ある。しかし、元軍人や遺族の高齢化によって訪れる人が少なくなり、全体の約3割が既に姿を消し、残りの慰霊碑も消失の危機にあるという(日経・東京・夕1/13)。 [→『ラーク便り』49号19~20頁、67号26頁参照] |