*アイヌ遺骨返還で和解
記事年月 | 2016年1月-3月 |
---|---|
号数 | 70 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *アイヌ遺骨返還で和解 |
本文テキスト | 北海道大学がアイヌ民族の墓から掘り出した遺骨を保管し続けているために先祖の供養ができないとして、アイヌ民族の男女5人が、北大に遺骨返還と慰謝料を求めている訴訟で、3月25日、札幌地裁にて北大側が遺骨を返還し埋葬費を負担することなどで和解が成立した。遺骨は1931年頃から戦後にかけ北大の研究者によって持ち出された。現在は、北大や東大など全国の12の大学に約1600体が保管されている。北大には約1千体があるが、今回の和解で16体が受け入れ団体の「コタンの会」などに返還されることになった(朝日・東京3/26ほか)。 [→『ラーク便り』67号25頁参照] |