*空爆から1年、首都で数万人デモ
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イエメン |
トピック | |
記事タイトル | *空爆から1年、首都で数万人デモ |
本文テキスト | イエメン内戦にサウジアラビア主導の連合軍が空爆介入を始めて1年となる3月26日、首都サヌアで和平を求める数万人規模の集会が開かれた。サヌアは2015年3月以降、シーア派の武装組織フシの支配下にあり、連合軍の空爆を受けている。国連特使は3月23日、ハディ暫定政権とフシが4月10日に停戦し、和平協議に入ると発表した。それぞれイランとサウジの支援を受けるフシとハディ暫定政権との戦闘・空爆の民間人犠牲者は、2015年3月からの約1年間で6200人を超え、約230万人が避難民化したとされる(赤旗3/28ほか)。一方、同国東部のハドラマウト州や南部諸州の一部では「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」が拠点を形成し、住民への課税や独自解釈したイスラム法を運用する裁判所運営を始めているという(毎日3/27)。 |