*ダブル選で改革派が優勢
| 記事年月 | 2016年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 70 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イラン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *ダブル選で改革派が優勢 |
| 本文テキスト | 2月26日、国会議員選挙と専門家会議選挙の投開票が行われ、2月29日までに、ロウハニ大統領を支持する改革派・保守穏健派の獲得議席が、反欧米の保守強硬派を上回るという大勢が判明した。イラン内務省及び国内メディアの情報を集計した『朝日新聞』によると、定数290の国会議員選では、確定した200議席のうち改革派・保守穏健派が84議席、保守強硬派が75議席を獲得。専門家会議選では、保守穏健派のラフサンジャニ元大統領、ロウハニ大統領らが上位で当選した。 改革派・保守穏健派の躍進は都市部で顕著で、テヘラン選挙区では国会30議席の全議席を、専門家会議の16議席中15議席を改革派・保守穏健派が獲得した。地方では保守強硬派の得票が堅調とされるが、イラン革命世代で保守強硬派の代表格とされてきたベテラン候補者の落選が目立ち、世代交代を印象付けた(朝日3/1、読売3/1)。 |