*イスタンブール観光地区でISのテロ相次ぐ
記事年月 | 2016年1月-3月 |
---|---|
号数 | 70 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | トルコ |
トピック | |
記事タイトル | *イスタンブール観光地区でISのテロ相次ぐ |
本文テキスト | 1月12日午前、トルコ最大都市イスタンブールの国際的観光地で、世界遺産にも登録されているスルタンアフメット地区(欧州側旧市街)で大規模爆発があり、10人が死亡、15人が負傷した。ダウトオール首相は同日の会見で、爆発は「イスラム国(IS)」の外国人戦闘員による犯行と断定した。死傷者の多くは外国人観光客で、死者のうち9人はドイツ人であるという。トルコは近年、ISと対決姿勢を強めており、爆発はその報復との見方がある。一方、1月にフランス軍機による掃討作戦を支援したドイツへの報復との指摘もある(朝日1/13ほか)。ダウトオール首相は14日、ISへの報復攻撃を実施し、200人近くを殺害したと発表した(日経1/15)。 また3月19日午前にも、イスタンブールの繁華街「イスティクラル通り」で自爆テロとみられる大きな爆発があり、4人が死亡、30人以上が重軽傷を負った。死者はイスラエル人3人とイラン人1人で、負傷者の多くは外国人観光客だった。政府は、自爆犯をISと関連のある20代のトルコ人男性と発表し、ISによる犯行との見方を示した(読売3/21ほか)。 |