*マレガ・プロジェクトによる史料調査
| 記事年月 | 2016年1月-3月 |
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| 号数 | 70 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *マレガ・プロジェクトによる史料調査 |
| 本文テキスト | バチカンで発見された豊後キリシタン関係史料を調査している「マレガ・プロジェクト」の日本側参加者は、1月17日、大分県臼杵市での初の史料調査の様子を報道関係者に公開した。同プロジェクトでは、マリオ・マレガ神父(1902~1978)が豊後国の臼杵藩を中心に収集した古文書について、バチカン図書館と日本の研究機関が共同で調査を行っている。マレガ神父が集めた史料の大部分は、豊後国内の宗教統制に関するもの。今回の調査には研究者15人が参加し、同市所蔵の臼杵藩の藩政史料の点検・撮影を行った。専門家は「マレガ文書だけで分かることも大きいが、現地に残る古文書と結びつけることで、より大きな歴史像が浮かび上がるのではないか」と期待を示した(朝日・大分1/18、大分合同・大分1/18)。 [→『ラーク便り』62号23頁参照] |