*チェチェン首長が軍や公金を私物化と批判
| 記事年月 | 2016年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 70 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
| 国名 | ロシア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *チェチェン首長が軍や公金を私物化と批判 |
| 本文テキスト | 2月23日、野党「国民自由党(パルナス)」のヤシン副党首が党本部で記者会見し、南部チェチェン共和国が事実上の独立状態にあるとして、同共和国のカディロフ首長の辞任を要求した。根拠としては、ロシア軍のチェチェン人部隊がカディロフ氏の私兵として活動していること、チェチェンにおいてロシアの法律よりもイスラム法が優先され、女性の人権が認められていないことが挙げられた(東京2/25)。カディロフ首長はイスラム過激派を強権で封じ込め、ロシア南部の安定化に大きな役割を果たしたことから、プーチン大統領の信頼を得ているとされるが、反体制派の暗殺や公金の私物化などの疑惑が絶えない。1月31日にも、野党指導者カシヤノフ氏に銃の照準を重ねた画像をインスタグラムに投稿し、暗殺をほのめかすなど、過激な言動で物議を醸している(朝日2/4ほか)。 |