*ウラジーミル聖公の銅像建設計画が難航
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ロシア |
トピック | |
記事タイトル | *ウラジーミル聖公の銅像建設計画が難航 |
本文テキスト | キエフ・ルーシ(ロシア)にギリシャ正教を受け入れたウラジーミル聖公の死去から1千年を迎えた2015年、モスクワに銅像建設を求める声が上がり、プーチン大統領もこれに賛同した。市当局は市街を一望する高台に24mの像を建設しようとしたが、景観や地盤の問題から頓挫。その後、インターネット投票の結果を参照し、9月にクレムリン付近が候補地に選ばれたものの、ユネスコ世界遺産である「クレムリンと赤の広場」の真正性を損ねるとしてユネスコ側が難色を示しているという。銅像の高さを8m程度に抑える方向でユネスコとの協議が続けられている。聖公が洗礼を受けたのが、2014年にロシアがウクライナから併合したクリミア半島とされることが、銅像建設運動に熱が入っている一因とみられている(産経1/24)。 |