*国籍剥奪を可能にする法案で国会紛糾
| 記事年月 | 2016年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 70 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | フランス |
| トピック | |
| 記事タイトル | *国籍剥奪を可能にする法案で国会紛糾 |
| 本文テキスト | 2015年12月、国家に損害を与えるような犯罪やテロ行為で訴追され、刑が確定した二重国籍者からフランス国籍を剥奪することを可能にする憲法改正案が閣議決定された。トビラ法相はこれに反発し、国会での同法案の審議開始を前に1月27日付で大臣を辞任した。同氏は仏領ギアナ出身の女性政治家で、同性婚を認める法律成立を主導するなど精力的な仕事ぶりで評価されてきた(東京1/28ほか)。憲法改正については2月10日、賛成317票、反対199票で下院を通過したが、51人が棄権し、与党社会党も83人の造反者を出すなど紛糾した。国論を二分する議論が続き、3月30日、オランド大統領は憲法改正の断念を発表した(読売3/31ほか)。 |