*大ヒット映画『最高の花婿』、人種・宗教差別を笑い飛ばす
| 記事年月 | 2016年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 70 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | フランス |
| トピック | |
| 記事タイトル | *大ヒット映画『最高の花婿』、人種・宗教差別を笑い飛ばす |
| 本文テキスト | フランス人の5人に1人が見たと言われる大ヒット映画『最高の花婿』が3月19日に日本でも公開された。地方に暮らすブルジョワ階級のベルヌイユ夫妻は保守的なカトリック信者だが、4人の娘たちは全員が外国系の男性と結婚する。宗教や食文化、歴史認識など、異文化への気遣いや婿同士のいさかいなどで疲れ果てる夫妻。人種差別や宗教的偏見などを敢えて紋切型で描き、その滑稽さを笑い飛ばそうとするコメディ作品だが、家族を舞台にしたことで、「我々は愛し合って一緒に生きていくしかない。この世界に、ほかの選択肢はない」というのが監督の強いメッセージである(朝日・夕3/18ほか)。 |