*曹洞宗、禅堂運営視察へ参禅ツアー
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | アメリカ |
トピック | |
記事タイトル | *曹洞宗、禅堂運営視察へ参禅ツアー |
本文テキスト | 曹洞宗は1月25日から約1週間にわたってサンフランシスコの禅堂などを視察する参禅ツアーを行い、日本から僧侶ら約20人が参加した。米国の寺院や僧侶が坐禅を指導する「禅センター」は、檀家制度ではなくメンバー(会員)制度で、宗旨や理念に賛同するメンバーが会費を支払い、理事会が運営する。米国では布教師(僧侶)や信者が堅調に増加し、現在曹洞宗の僧侶は372人で信者(メンバー)は約1万人ほどだが、宗門に届け出ていない施設や僧侶が倍を超えると見積もられている。ツアーで視察した6ヶ寺のうちのひとつである建設中の天平山禅堂は、現在正式な教師資格取得に必須である日本国内での安居(修行)を経ることなく、教師資格を取得できる僧堂にすることを目指しており、完成すれば同宗の海外布教が大きく転換するとみられている(中外1/22)。 |