*「慰安婦問題」の日韓「最終合意」に懸念
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 1月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *「慰安婦問題」の日韓「最終合意」に懸念 |
本文テキスト | 日韓両政府は2015年12月28日の外相会談で、日本軍「慰安婦」問題を「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」と発表。これを受け両国のキリスト教界から懸念する声があがった。日本キリスト教婦人矯風会は1月13日に声明を発表し、日本軍の関与を正式に認め、日本政府の責任に言及している点を「大きな前進」としつつも、「被害者の方々の思いを無視し、国家間の政治的決着を狙った日韓合意を私たちは受け入れることはできない」と述べた。日本カトリック正義と平和協議会は、「今回の謝罪は被害者の痛みに寄り添っておらず、被害者不在のままでは何ら謝罪の意図が伝わるものではありません」と強調した。在韓国日本大使館前に設置されている少女像の撤去についても、両団体は日韓両政府の発表に疑念を呈している(キ30日付)。 |